イタリアの人気バッグブランド総まとめ

イタリアの人気バッグブランド

イタリア人気バッグブランド
Photo by Mauricio Artieda on Unsplash

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ・ブオナローティ、ラファエロ・サンティ。ルネサンス3大巨匠を生んだイタリアはフランスと並んで芸術の国とも言われています。今回はイタリアが生んだ「イタリアの人気バッグ」を総まとめで紹介いたします。

革製品が有名なイタリア。古くから革を用いていただけあり職人技や技術に歴史があります。また、風土や使用できる染料の違いなどで、日本では出せない色を出すことができるそうです。ファッションに「自分らしさ」を重視するイタリアは、職人による手仕事に数多く触れ、自分に合った良いものを選ぶ目が肥えているといえるでしょうね。

イタリアの人気バッグブランド13選

レザーだけではありません。イタリアにはたくさんのブランドから鞄が出ています。13ブランドから定番や特におすすめしたいイタリアの人気バッグブランドを厳選してご紹介いたします。(フランスの人気バッグブランド14選も掲載しています)

1. グッチ GUCCI
2. プラダ PRADA
3. フルラ FURLA
4. ミュウミュウ MIU MIU
5. ボッテガヴェネタ BOTTEGA VENETA
6. サルバトーレ フェラガモ SALVATORE FERRAGAMO
7. フェンディ FENDI
8. トッズ TOD’S
9. ザネラート ZANELLATO
10. ヴァレクストラ VALEXTRA
11. プリマ・クラッセ PRIMA CLASSE
12. コッチネッレ COCCINELLE
13. ブラッチャリーニ BRACCIALINI

グッチ GUCCI

1921年グッチオ・グッチが皮革製品店としてイタリア・フィレンツェに創業したのが始まりです。品質保証のためにロゴとして彼のイニシャルGGを入れて販売したのですが、これが「名前をブランドロゴをとして入れた世界初」となり、グッチは「ブランドの元祖」とも言われています。当初は旅行鞄と馬具を中心にしたアイテムの販売を行なっていましたが現在ではシューズ、アパレル、アクセサリー、サングラス、香水と幅広く展開しています。

オフィディア GG ショルダーバッグ  Ophidia-GG Shoulder Bag

新作バッグのオフィディアはポピュラーな「GGロゴ」や「ウェブストライブ」などグッチらしいエッセンスが凝縮れています。中でもトップハンドルのついたドーム型のモデルは大きく開くジッパーで使い勝手の良さも兼ね備えています。

GGスプリーム キャンバス トートバッグ GG Supreme Tote Bag

しなやかなソフト GGスプリーム素材のトート。GGスプリームは、キャンバスにポリウレタン加工を施しており、防水ではないものの、比較的汚れや水分に強い素材です。マイクロファイバーファブリックにコーティングを施し、ソフトな質感に仕上げています。A4サイズも楽々収まるサイズ感で取り外し可能なショルダーストラップ付きです。

〔ソーホー〕レザー スモール ディスコバッグ Soho Small Leather Disco Bag

ソーホーは比較的新しいラインです。デザインの特徴は、グッチの特徴的なマーク「インターロッキング」がエンボス加工されていることです。ディスコバッグは内側には携帯用のインナーポケットもついていて、長財布などの必要最低限の荷物がしっかり収まる設計なので、立食などのちょっとしたパーティーシーンでも活躍してくれます。

プラダ PRADA

1913年、マリオ・プラダがその兄妹とミラノに皮革製品のインポートショップを開業。その後、質が高く素材や珍しい素材と洗練された職人技で、旅行用品や小物の専門店となりました。それが貴族やヨーロッパの上流階級で評判となり、1919年にはイタリア王室御用達となりました。革製品のブラダでしたが、1970年代後半にマリオの孫娘がナイロン素材のシンプルなカバンを完成させ、大きな話題となりました。

カナパ Canapa

無地や柄にロゴが描かれたものが「カナパ」と呼ばれているそうです。今回ご紹介するのはカラーバリエーションも豊富なハンドバッグタイプ。キャンバス地やデニムが出ており、サイズも2種展開。マチが広く使い勝手もよく、ショルダーストラップもついているので用途に合わせて変えられます。

プロムナードバッグ Promenade Bag

レザーのダブルハンドルでダブルファスナー開閉なので出し入れがしやすい。少しアーチを描く女性らしいデザインはデートシーンにおすすめ。ショルダーストラップもついてて、使える万能バッグです。ミニバッグも展開しています。

ガレリアバッグ Galleria Bag

プロムナードから一転してカチッとしたスクエア型がこのガレリア。レッドやイエローなどキレイな色もあり、とにかくカラーバリエーションが豊富でサイズも数種展開しているので、色にポイントを置いて選ぶ楽しみもあります。

カイエバッグ Cahier Bag

Cahierとはフランス語でノートのこと。 メタル金属の飾りに縁どられたPRADAのロゴはまるでアンティーク本のような外観。個性的なバッグであるにも関わらず、クールにも可愛くも、スタイリッシュにも、どんなスタイルにもマッチするまさに変幻自在バッグです。

フルラ FURLA

1927年にイタリア、ボローニャでアルド・フルラネッがレザーを扱った企業を創業したのがきっかけ。1955年に小さなショップをオープンし、購入しやすい価格で高品質な女性らしいバッグを提供したいと、レザーグッズなどの販売をスタート。その後ブランドを立ち上げ、現在でも女性に支持される革新的なデザインを提案し続けています。

リンダ トートバッグ Linda Tote Bag

シンプルながらロゴプレートでその高級感を出している「リンダ」。合わせやすいデザインながら収納力があり内ポケットも豊富に付いていて機能性にも優れているので仕事などデイリー使いにおすすめです。

パイパー ハンドバッグ Piper Hand Bag

こちらもFURLAの代表的なバッグ。リンダに比べて女性的なカタチながらも、鞄としての機能考え、実用的で使いやく設計されています。ストラップ取り外し可能のため、オンオフなど用途に合わせて2wayで使えます。

メトロポリス ミニ クロスボディ Metropolis Mini Cross Body Bag

チェーンショルダーバッグ。小ぶりでカラーバリエーションも豊富なので、あえてキレイな色を選んでコーディネートの差し色バッグとしても使ってほしいです。

ステイシー バッグ Stacy Bag

トレンドのバケツ型のフォルムのショルダー。ドローストリング付きの開閉口で荷物の出し入れもしやすいです。取り外して使える実用的なファスナー式ポーチも付いています。

ミュウミュウ MIU MIU

1993年、プラダの創業者マリオ・プラダの孫娘、ミウッチャ・プラダより誕生したジュアリーブランド。ブランド名の「ミュウミュウ」はウッチャの幼少時代のニックネーム由来しています。プラダよりも幅広い年齢層をターゲットに、ディテールにこだわった非常に個性的なスタイルを提案しています。

クラブバッグ Club Bag

フロントに大ぶりでゴージャスなチェーンを。クラシックでシンプルなチェーンはショルダーストラップに。MIU MIUのアイコン素材の「マテラッセ」でももちろん展開しています。

マドラスシリーズ  Madras

「マテラッセ」とは違う顔を持つマドラスシリーズ。発色の良い山羊革のソフトレザーを使っています。四角めのフォルムにゴールドメタルのロックが付いているのが特徴で、「マテラッセ」同様、色々なタイプのバッグが出ています。

ボッテガ ヴェネタ BOTTEGA VENETA

ボッテガ・ヴェネタはモルテド夫妻が1966年にヴィチェンツァで創立。 イタリアの熟練革職人の伝統から生まれた見事な革製品を世に送り続け、いまでは世界でも最高級のラグジュアリーブランドとして知られています。デザイナーの名を冠したブランドが多い中「ボッテガヴェネタ」というブランド名は「ベネチアの工房」を意味しています。ボッテガ・ヴェネタの大きな特徴である「イントレチャート」は革製品の技法の一つです。「イントレチャート」はイタリア語で「手編み込み」を意味します。

チェスタバッグ Cesta Bag

ソフトで折りたたみ可能なマチが特徴です。内側の両サイドについたフック(金具)を留めることで、サイドのマチが内側に折り込まれるようになっています。調節可能なレザーハンドルで、ハンドバッグとしてもショルダーとしてもお使いいただけます。

ヴェネタバッグ Veneta bag

軽量で使いやすさを追求したサイズ展開になっています。柔らかでシームレスな曲線を描き、隠しファスナーと、内側のファスナー付きポケットが付いています。

サルバトーレ フェラガモ SALVATORE FERRAGAMO

1927年、サルヴァトーレ・フェラガモが設立したイタリアのシューズブランドが始まりです。彼は11歳で靴屋を開業し、15歳で渡米。大学で解剖学を学びました。解剖学を学んだ彼の「足を痛めない、はき心地の良い靴を作り」は多くのハリウッドスターを魅了し、マリリン・モンロー、オードリー・ヘップバーンなども愛用していたそうです。

ガンチーニ Gancino

フェラガモの代表的アイテムの「ガンチーニ」はイタリア語で「小さなフック」という意味をもちます。丸いフックのデザインは1969年代に登場し、以来ずっとフェラガモのアイコンとして定着しています。フォーマルからトートまで幅広いアイテムを展開しています。

ヴァラ Vara

こちらも定番して存在しているリボンモチーフの「ヴァラ」。ヴァラは1978年にパンプスという形で登場します。このヴァラのパンプスが代表的なアイテムとなっていることもあり、ヴァラと言えばパンプスを思い浮かべる人も多いと思いますが、リボンモチーフは小物にも使われています。

フェンディ FENDI

1925年、フェンディ夫妻がローマで創業し、革製品店としてスタートしたファッションブランドです。その当時ハリウッドで流行していた毛皮の襟巻きに注目し、毛皮のコートを売り出したことで成功を収め、その後はイタリア人女性のステータスを象徴するようになり、毛皮を用いた製品はフェンディの代名詞となっています。

ピーカブー Peekaboo

英語で「いないいないばあ」の意味を持つ「ピーカブー」。細部にまで行き渡るこだわり、口を開けたとき革新的かつ実用的なデザインに驚かされるピーカブーはヴォーグ誌の「2015年のNo.1イットバッグ」にも選ばれています。

バイ ザ ウェイ By the way

ボストンバッグをモチーフにした横長デザインと、財布や携帯など必需品が収納できる小ぶりのタイプとB5 サイズが入るタイプの2サイズ展開。その特徴はなんといっても3WAYでしょう。ハンドバッグとして、 クラッチバッグとして、そして ショルダーバッグとして。ハリがありながらもソフトな素材を使っているので、どの持ち方でもしっくりくると思います。

トロワジュール 3 Jours

「トゥージュール(2JOURS)」がさらに機能性がアップしたのが「トロワジュール」です。容量が入る分肩にもかけられるようにハンドル部分が長くなっています。マチ部分を横に広げて使うこともでき、同じ鞄ながら、まったく別の顔として楽しめます。

ラナウェイ  Runaway

スクエアに近いカタチにメタルの新しいFendiロゴがあしらわれたハンドルとショルダーストラップは太めで、上品でシンプルながらもエッジの効いたデザインになっています。

トッズ TOD’S

1979年イタリアでシューズを中心とし創業された高級ファッションブランド。メインアイテムは靴と鞄、現在はウェアも含めてトータルに展開。1920年代にイタリアのデッラ・ヴァッレ家がシューズの製造をスタートし、徐々にビジネスを拡大していったのが起源で、1979年に底に133個のゴム突起をつけた1枚革のドライビングシューズ「ゴンミーノ・モカシン」売り出し、これがヨーロッパで絶大な世辞を集め、「トッズ」としてのブランドのスタートになりました。

ウェーブ バッグ Wave Bag

フロントのジップが隠れるようにデザインされた独特のカタチが特徴的。何よりトッズらしいのはすよう両サイドの底にトッズのアイコニックシューズ「ゴンミーニ」のソールから着想を得たというラバーのスタッズです。

ジョイトート Joy Tote

真ん中に入るラインが印象的なトートバッグ。装飾のないシンプルなデザインの中でこのラインが一層引き立っています。柔らかめの素材を使用することで無骨にならず、女性らしさを持っています。

ザネラート ZANELLATO

1976年にミルコ・ザネラートによってレザーウェアを取り扱うサルトリア(仕立て)工房として創業。ハンドメイドによる卓越した職人技と独自性を加えたコレクションを展開。形と素材そして使い心地にとことんこだわったそのアイテムは洗練されたスタイルを貫く世界中のファッショニスタから支持されています。

ポスティーナ Postina

アイコンといえばこれ「ポスティーナ」。1950年代に実際にイタリアの郵便局員(ポストマン)が使用していたものが原型です。素材やキズや汚れに強いレザーを使い、やわらかくて気持ちいいレザーを使ったことで味のあるクタッと感がありながらも型崩れせず、実用性の高い完成された名品です。イタリアの郵政省より正式な認可を得たモデルとなっているそうです。

デュオ Duo

定番素材「オリジナルシルク」を使い、マチを折りたたみカバーに入れるとスーツケースにおさまる薄さに変身します。滑らかな革が折り畳んでもシワにならない、試行錯誤した渾身のアイテムです。仕切りは外すとクラッチバッグとして使えたり。パッカブルなトラベルポーチもついて、とにかく使い心地が追求されています。

ヴァレクストラ VALEXTRA

1937年、ジョヴァンニ・フォンタナがミラノに創業したレザーグッズブランドで、ブランドの「VALEXTRA」はスーツケースを意味する“valigia”と“extra”の造語だそうです。NY近代美術館MOMAに永久展示される「PREMIER」など数多くの名品を輩出しています。「本当に良いと思った人だけに買ってもらいたい」と大規模な広告戦略は行わないことから、知る人ぞ知るブランドに確立されました。

イジィデ Iside

アイコンといえば「イジィデ」。高い品質の自信がうかがえる、とにかくシンプルで洗練されたデザイン。ファッショニスタのあいだでも爆発的な人気になりました。

ボストン Boston

ロングセラーアイテムとして有名なのが「ボストン」カラーバリエーションも豊富で3サイズ展開。可愛らしいアイテムなのに作りは本物。全て革でできていています。ロゴがさりげなく刻印されているところもヴァレクストラらしく、ぜひ大人の女性に持って欲しい頂きたいです。

プリマ・クラッセ PRIMA CLASSE

1991年にイタリアのデザイナー「アルヴィエロ・マルティアーニ」によってミラノで立ち上げられました。「プリマクラッセ」は「最上」を意味しています。インパクトのある地図柄は、彼がモスクワのブラジル大使館再建の仕事に携わった時に見つけた大航海時代の数枚の古い地図がヒントになっているそうです。
歴史の浅いブランドではあるものの、セレブの間でも愛用され、瞬く間に国外へ広まり話題となりました。

ジオクラシックトート Geo Classic Tote

A4サイズが入る大容量のトート。大胆な柄ながらも落ち着いた色で服を選ばずオールシーズン使え、水気に強いボディなので普段使いにおすすめです。アイコンの航海地図は、大きな世界地図を切り取って作成するのでひとつひとつ柄が異なります。

ジオバケット Geo Bucket

バスケット型バッグ。ショルダー用の肩紐とハンドルが付いた2wayタイプで内側にはポケットとジップが付いて小物も整理もしっかりできます。

コチネレ COCCINELLE

1978年にイタリアのパルマ地方でジャコモ・マツエリが創立した革小物ブランドです。ブランド名の「コチネレ」はイタリアでは幸運の虫ともされてる「てんとう虫」を意味しています。柔らかい素材で作られたカラフルな色使いが特徴で、ほかにもベルト、手袋、アクセサリーや時計なども手掛けています。

アルレッティス Arlettis

握りやすいハンドルで持ちやすく、ショルダーにもなります。収納スペースは2箇所に分かれているので、出し入れが多いものとそうでないものを分けて整理することもできます。

クロコント Craquante

コチネレのCが大胆にあしらわれたエナメルレザーショルダーバッグ。シンプルながらも存在感があり、エナメルレザーもその高級感を高めています。

ジュリー Julie

丸みのあるボディにチェーンとレザーがコンビのハンドルが引き締めてくれます。収納スペースは2箇所に分かれていてショルダーにもなります。

ブラッチャリーニ BRACCIALINI

1954年、イタリアのフィレンツェにて、カルラ・ブラッチャリーニと夫が自身の名を冠したブランド「ブラッチャリーニ」を創業し、藤のハンドバッグ工房としてスタートしました。藤のハンドバックをベースにパッチワークや飾り、刺繍などを施し、斬新なデザインで発表してきました。87年には熟練した技術力とデザイン力に着目した ヴィヴィアンウエストウッドの商品生産も請け負っています。

ファンタジートート Fantasy Tote

鞄というよりも作品のような繊細で大胆なデザインが目を引くトートバッグ。世界中から取り寄せられる素材で作られるトートバッグはカラフルでも落ち着いて高級感が漂います。

ゲートハンドバッグ Gate Hand Bag

英国のバラの庭園とその門にインスピレーションを受けて作られたという代物。上質な素材とその手の込んだ作りは芸術品のような存在感です。

イタリアの人気バッグブランド、いかがでしたか?
フランスの人気バッグブランド14選もありますので気になった方はこちらもご覧ください。通販サイトGLADDではイタリアの人気バッグのイベントセールも開催しています。

こまめにチェックするならアプリがおすすめ

見やすさを追求したGLADDアプリは通勤など移動中でもサクサク動いて快適です!GLADDをこまめにチェックするならアプリがおすすめ。この機会にぜひご利用ください。

GLADD iPhone アプリ
APP Store
GLADD アプリ Android
Google Play

関連記事:
2019年人気ブランドバッグ100選
アメリカの人気ブランドバッグ15選
イギリスの人気ブランドバッグ15選
フランスの人気バッグブランド総まとめ
英国人気ブランド Cath Kidston(キャス キッドソン)人気の秘密