【最新】ヨガウェア選びにはヨガの種類を知ろう

ヨガウェアの素材の記事で、ストレッチの効いたモノや膝の曲げ伸ばしや股関節や方周りの稼働にストレスがないことなどを挙げましたが、今回はヨガウェア の選び方についてご紹介していきたいと思います。まずは基本的なウェア選びのポイントと素材のおさらいをしていきましょう。

目次
ヨガウェアを選ぶポイント
ますはヨガの種類を知ろう
伝統的なヨガの種類は4つ
運動系ヨガと精神系(リラックス)ヨガ
精神系(リラックス)ヨガウェアの選び方
運動系ヨガの種類
エクササイズ系ヨガのヨガウェアの選び方
その他運動系ヨガの種類
その他運動系ヨガのウェアの選び方
その他、発汗系のヨガ
その他、発汗系のヨガウェアの選び方
ヨガの種類とリラックス度と運動量比較表

ヨガウェアを選ぶポイント

【ポイント1】全身を楽に動かすことができるか
【ポイント2】足やお腹やお尻が丸見えにならないか
【ポイント3】汗をかいても大丈夫な素材か

ヨガウェアを選ぶポイントはシンプルに「動きやすい格好」となるのですが、あぐらや逆転系のポーズなど、ジムのエクササイズでは行わないような動きがありますので、その辺りを考慮する必要があります。そこで、ポイントとなるのがヨガの種類なんです。ヨガの種類は運動系と精神系などにタイプが分かれており、また上級者向きのものから初心者向きのものまで様々です。ヨガの種類によっては動きも異なり、差もありますので、自分が始めるヨガはどんなタイプのヨガ なのかを知って、それに適したウェアを基準に、選ぶのが良いと思います。

ヨガの種類
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ますはヨガの種類を知ろう。

全日本ヨガ協会によると、ヨガの発祥は、今から4500年前のインダス文明までさかのぼります。長い歴史の中で世界中で広まったヨガは古代ヨガとそこから派生した現代ヨガに分かれます。現在ではヨガの種類は30種以上と言われておりますが、ここでは4大ヨガと代表的な現在ヨガについてご説明してきます。

4大ヨガ

古代ヨガと言われている伝統的なヨガの種類は4つで、4大ヨガと呼ばれています。ここから派生した伝統的なヨガと現代ヨガに分類できます。

ギヤーナヨガ(ジュニヤーナヨガ)(知性のヨガ)
ラージャヨガ (意思のヨガ)
バクティヨガ (感性のヨガ)
カルマヨガ (行為のヨガ)

ポーズ、呼吸、瞑想は行わず、ヨガの導師からの説教を聞き、本を読み、多くの気づきを得続けるという哲学的なヨガや、瞑想が中心のラージャヨガはその後多くの流派のヨガに派生していったそうです。

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運動系ヨガと精神系(リラックス)ヨガ

ヨガには大きく分けて「運動系」と「精神(リラックス)系の2種類にわかれます。後半では運動系にフォーカスして、ヨガウェア選びのコツを教えて行きますが、まずは精神系(リラックス)系のヨガからご紹介します。

精神系(リラックス)ヨガの種類

陰ヨガ(リラックス度★★★★★ 運動量★☆☆☆☆)
1つのポーズをじっくりと行うことで、体の奥深くにまで働きかけ、ゆっくりと筋肉の緊張を解し、柔軟性を向上させていくヨガです。陰ヨガではできるだけ脱力を目指し、ポーズの形もシンプルなものが多く、あまり動かず深い呼吸を繰り返すので自律神経を整えリラックス効果が高いと言われていますビギナーや高齢者にもおすすめです。

クリパルヨガ(リラックス度★★★★☆ 運動量★☆☆☆☆)
慈しみのヨガとも呼ばれており、完成されたポーズを取るのが目的ではなく、動きをとりながら自分の心の中の感情はどのように動いているのか、内側をしっかりと見つめていく、セラピー要素が多く含まれたヨガになります。

シヴァナンダヨガ(リラックス度★★★☆☆ 運動量★☆☆☆☆)
科学的な視点でヨガを体系化したのがシヴァナンダヨガです。なので、日常生活において乱れがちな心身を、ヨガのポーズのほか、食事や呼吸そして瞑想、ポジディブシンキングなど包括的に精神面を含めた体の内面から健康になることを目的としています。

精神系(リラックス)ヨガウェアの選び方

伝統的なヨガは精神性も重視するため、露出の多い服装は避けるのがいいでしょう。あまり動きの激しくないヨガはあまり体を冷やさないように気をつけましょう。陰ヨガなどはあまりフィットし過ぎずゆったりしていているものがおすすめ。一方でシヴァナンダヨガは長時間逆転するポーズがあり、あまりにゆったりしているパンツだとめくれあがってしまうので、適度にフィットする太さのパンツにするか、裾だけ少しすぼまっているものを選んでも良いでしょう。シヴァナンダヨガは服装のルールがあるので注意しましょう。

運動系ヨガの種類

さてここからは運動系のヨガとヨガウェアの選び方をお伝えしていきます。ヨガの種類によって動きが大きいものなどがありますので、ヨガの種類に最適なウェアを選んでくださいね!

エクササイズ系ヨガ

ヴィンヤサヨガ(リラックス度★★☆☆☆ 運動量★★★★★)
ヴィンヤサヨガは、運動量が多いといわれる「アシュタンガヨガ」から派生していて、ダイナミックな動きに呼吸を合わせ、また休むことなく連続してポーズをとっていくヨガのスタイルです。

パワーヨガ(リラックス度★☆☆☆☆ 運動量★★★★★)
こちらも「アシュタンガヨガ」から派生した運動量の多いヨガ。名前の通りパワフルに動いていくヨガで、ポーズ(姿勢)から次のポーズへ動いていくので筋トレ効果も高く、ハリウッドをはじめ海外セレブの間で美容と健康作りに取り入れられています。

アシュタンガヨガ(リラックス度★☆☆☆☆ 運動量★★★★★)
「ヴィンヤサヨガ」と「パワーヨガ」の原型になったのがこのアシュタンガヨガ。なので他の2つに比べて伝統的で、呼吸と動きを連動させて流れるように体を動かすのは同じなのですが、スタートから終わりまで順番が決まっているのが特徴です。

エクササイズ系ヨガのヨガウェアの選び方

この辺りは、ダイエット効果のあるヨガになります。きつい運動は苦手だからエクササイズとしてヨガを始めたい方に向いています。動きもダイナミックになり、運動量も増えますので、ウェアを選ぶ際は肩や肩甲骨にストレスがないトップスや、めくれたりがないように、レギンスタイプのボトムスを選ぶのが◎。

その他運動系ヨガの種類

ハタヨガ(リラックス度★★★☆☆ 運動量★★☆☆☆)
ヨガスタジオなどで一般的に教えられてるメジャーなヨガがハタヨガです。基礎的なポーズを中心に、ゆっくりと進行されることが多いので初心者やまず基礎を学びたい方におすすめですので、まずはヨガをやってみたい!という方はハタヨガから初めてみるのが良いでしょう。

インテグラルヨガ(リラックス度★★★☆☆ 運動量★★☆☆☆)
現代行われているヨガはほとんどがハタヨガがベースにされていますが、インテグラルヨガは伝統的なヨガから呼吸、ポーズ、瞑想まで幅広い要素を取り入れている総合的なヨガで、古典的ヨガの要素をバランス良く取り入れています。現代向けにアレンジされているためヨガ初心者の方にもおすすめ。

アイアンガーヨガ(リラックス度★★☆☆☆ 運動量★★★☆☆)
ブロックやベルト、ボルスターどの補助器具を使い無理のないポーズをキープし、正しい姿勢とはどんなものなのか。どこに意識を向ければ良いのかを学びながらヨガの効果を最大限に引き出してくれるので、こちらも初心者から幅広い年齢層の方におすすめです。

その他運動系ヨガのウェアの選び方

レギンスや肩甲骨まで露出するトップスでも構いません、このあたりのヨガは比較的ゆっくりと動くものが多いので、裾の絞られたボトムスや、ストレスのないTシャツやタンクトップなどがちょうどいいでしょう。

グラッドで不定期にセールを開催しているヨギー・サンクチュアリーのウェアなどおすすめです。

その他、発汗系のヨガ

ホットヨガ(リラックス度★★☆☆☆ 運動量★★★☆☆)
スタジオによって異なりますがだいたい温度が35度〜40度で、湿度が60%前後に設定されている高温多湿の中でヨガをします。

岩盤ヨガ(リラックス度★★☆☆☆ 運動量★★★☆☆)
岩盤ヨガはその名の通り岩盤浴を行うような環境で行います。ホットヨガと似ていますが、岩盤によっての温熱効果で室内環境を保つので、よりナチュラルな環境でのヨガになります。

その他、発汗系のヨガウェアの選び方

とにかくこの種類のヨガは運動量というよりも「大量に汗をかきます」。吸水速乾性に優れたウエアを選びましょう!また、気をつけて欲しいのは、トップスを選ぶ際に汗をかいても透けないかどうか。汗で生地が肌につくのが気になる方はレギンスがおすすめ!

ヨガの種類とリラックス度と運動量比較表

ヨガの種類リラックス度運動量おすすめヨガウェアタイプ
陰ヨガ ★★★★★ ★☆☆☆☆ 露出の多い服装は避ける。
体を冷やさないモノ。
ゆったりしているモノ。
クリパルヨガ ★★★★☆ ★☆☆☆☆ 露出の多い服装は避ける。
体を冷やさないモノ。
ゆったりしているモノ。
シヴァナンダヨガ ★★★☆☆ ★☆☆☆☆ 適度にフィットするパンツか
裾だけすぼまっているモノ。
服装のルールがあるので注意。
ヴィンヤサヨガ★★☆☆☆ ★★★★★ 肩や肩甲骨が露出している
ストレスがないトップス。
レギンス。
パワーヨガ ★☆☆☆☆ ★★★★★ 肩や肩甲骨が露出している
ストレスがないトップス。
レギンス。
アシュタンガヨガ★☆☆☆☆ ★★★★★ 肩や肩甲骨が露出している
ストレスがないトップス。
レギンス。
ハタヨガ★★★☆☆ ★★☆☆☆ 裾の絞られたボトムス。
ストレスのないTシャツや
タンクトップ。
インテグラルヨガ★★★☆☆ ★★☆☆☆ 裾の絞られたボトムス。
ストレスのないTシャツや
タンクトップ。
アイアンガーヨガ ★★☆☆☆ ★★★☆☆ 裾の絞られたボトムス。
ストレスのないTシャツや
タンクトップ。
ホットヨガ★★★☆☆ ★★★☆☆ 吸水速乾性。
透けないモノ。
レギンス。
岩盤ヨガ★★★☆☆ ★★★☆☆ 吸水速乾性。
透けないモノ。
レギンス。

いかがでしたか?ヨガウェアの選び方は、まずどんな動きが多いのか、運動量はどのくらいか、またリラックス系か運動系か。ヨガの種類を知ってから選ぶと良いでしょう。GLADDでは人気ヨガウェアのセールを開催しています。