シンプルになりがちな夏コーデには 簡単&カジュアルなスカーフ使いが効く!

気づけばワンピース1枚、もしくはいつものパンツにTシャツと、毎日のコーデがシンプルというよりもはや「簡素」に陥りがちな夏のコーデ。
鏡に映る自分のおしゃれがなんだかつまらない…そんなふうに感じたら、ぜひスカーフを手に取ってみて! 小物としては上級者イメージのあるスカーフですが、実はとっても簡単&カジュアルにデイリースタイルに取り入れられるのです。
一点投入でパッと華やぐスカーフは、夏のシンプルコーデの強い味方。素敵で簡単なスカーフ使いが目を引くストリートのお洒落さんを見れば、さっそくマネしてみたくなるはず!

難易度ゼロ!バッグに結ぶ&かけるだけ!

きれいめバッグとスカーフのコンビはよく見るけれど、実はキャンバストートやカゴバッグなど、カジュアルなバッグとも好相性! 持ち手にラフに結ぶだけで鮮やかな色柄がパッと加わり、シンプルコーデを思った以上にいきいきと見せてくれます。

間口の広いトートにはスカーフの一角だけを持ち手に結んで、フラップのようにかけるのも新鮮。中の荷物の目隠しにもなり、色柄も映えるので、これぞ一石二鳥。テクニック不要、難易度ゼロの今すぐできる楽しみ方です!

ウエストにはベルトループひとつに結ぶのが新鮮

スカーフをベルト代わりにウエストに通すのはよく見るアレンジ。けれど、シルクの大ぶりスカーフを腰にぐるりと巻いてなびかせているのは、ちょっと過剰な感じ…。そんな人にこそおすすめなのが、ベルトループひとつにだけスカーフを結ぶワザ。フロントに、サイドに、バックにと場所を選ばず、テクニックも不要。これが意外に程よいきれいめ×カジュアルMIXとなり、特にデニムとの相性抜群。白T+デニム+スニーカーの無難なコーデも、即座にこなれた表情に。

光沢感のない短めスカーフとプリントパンツのコンビなら、ベルトのように合わせてもキュート。カラフルな柄×柄が楽しい、ワンランク上の着こなしです。

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地味なひとつ結びヘアもエレガントにブラッシュアップ!

いわゆる「オバサンまとめ髪」の代表、なんのひねりもないひとつ結びヘアこそスカーフの出番です! ゴム部分にラフに結ぶだけで、一気にエレガントかつこなれたヘアに早変わり。動くたびにフワリとそよぐエアリーな揺れ感が、儚げな女性らしさまで印象づけます。

もちろんリボン結びなどにする必要はむしろなく、あくまでラフに。テクニック要らずだから、ヘアアレンジに苦戦していた人にもおすすめ。特に夏は暑いし、髪をおろしてなんていられない!って時には、こんな実益を兼ねたオシャレはありがたい限り。スカーフのヘアアレンジといえばヘアバンド風に結んだり、ターバン風に巻いたりと難易度高めなイメージですが、こんな簡単なプラスワンでスタイリングが見違えるなら、取り入れない手はないはず!

ちょっぴりエッジの効いた手首・足首巻き

半袖、ノースリーブ、クロップド丈…夏は肌の露出が増えるぶん、アクセなどの小物がないと、着こなしがさびしく見えがち。とは言え、アクセ使いもまたセンスを要するし、暑い中ジャラジャラと小物を身に着けるのが苦手という人も少なくありません。そんなときにもワンポイントとして活躍してくれるのがスカーフ。手首や足首などの肌見せ部分にキュッと結ぶだけで、さりげなく個性を主張する、絶妙なアクセントになってくれます。

揺れたり動いたりしないから邪魔にもならず、シルク素材なら吸放湿性に優れているので、快適な体温調節にひそかに役立ってくれるのもポイント。コーデがシンプルなほど色柄が際立つので、夏は気づくとあっさりしたスタイルになっている…という人ほど重宝しそうな小技です。

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スカーフの定番!首元へのアレンジはメリットだらけ

なかなか難易度高め、しかも夏は暑いのでは…と思いがちな首元スカーフ。しかしこれが夏こそいいこと尽くしなのです! 
まずは色柄の鮮やかさ、素材のツヤ感のおかげで、顔色や表情がパッと明るく映えるのが最大の魅力。夏は崩れがちなメイクに手を掛けるより、スカーフで顔周りを華やかに見せるほうがラクな近道と言えそう。

さらに、シルク素材は吸放湿性に優れる特性を持つので、体の要・首元にプラスすることで、夏の湿気や紫外線、クーラー冷えなどマルチに対応してくれるすぐれもの。

年齢が現れやすいデコルテや首のシワも、自然とオシャレにカバーしてくれるのも嬉しいところ。これだけの利点に加えて、首元スカーフがコンサバにならずに楽しめるのは、ラフで身軽でシンプルな夏コーデでだからこそ。いつものスタイルにプラスしてみれば、心まで明るくなった今までと違う夏の自分に会えるかも!


シンプルになりがちな夏コーデにこそ、おすすめのスカーフ使い。
年齢も季節も流行も問わない定番アイテムだから、どんなデザインがいくつあっても嬉しい限り。ピンときたものに出会えたら、ぜひワードローブに加えてみて!