知ってる!?フラットシューズのタイプを大紹介

スカートにもパンツにも相性がよく手軽にお洒落に決まる、レディースに人気のフラットシューズ。ぺたんこ靴なんて呼ばれ方もしているフラットシューズは各ブランドから個性的なものも出ていますが、本来はどんなタイプがあるかご存知ですか?フラットーシューズのタイプによって違う本来の用途などを知ってみると、また選び方が変わるのではないでしょうか。種類が豊富なフラットシューズのタイプを知れば、もう数足履いてみたくなるはず。

フラットシューズのタイプ
Photo by Heather Ford on Unsplash

フラットシューズの定義って何?

すでにいくつかの種類を知っている方だと、そもそもフラットシューズって何?と思われる方もいらっしゃるかも知れません。ここでの「フラットシューズ」の定義は、世の中で言われている「かかとの部分が低く、比較的平らな形をした女性用の靴」としています。そして今回はスニーカーやビーチサンダルのようなフラットシューズのタイプはここでは外してご紹介しています。

フラットシューズのタイプってどういうこと?

バレエシューズ、スリッポン、モカシン、ローファー…イメージできるシューズがいくつかあったのではあったのでないでしょうか?これらすべてフラットシューズのタイプなんです。他にもまだありますし、呼び方が2通り(別名)あるものなど、これさえ知っておけば違うお店で同じようなタイプのフラットシューズが欲しいと思っても探しやすい。普段履いているフラットシューズのタイプについてぜひ知ってみてください。

フラットシューズのタイプはカタチだけ?

今回は形状や特徴からフラットシューズのタイプをご紹介しますが、タイプ以外にも「素材の違い」があります。同じタイプのフラットシューズでも素材が違うと全く印象が変わります。レザー、合成皮革、スウェード、綿、麻、ベルベット、サテン、エナメル、ポリエステルやナイロンなど素材はさまざま。自分のスタイルに合わせて素材から選ぶのもいいですね。

フラットシューズのタイプ
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目次
フラットシューズの定義って何?
フラットシューズのタイプってどういうこと?
フラットシューズのタイプはカタチだけ?
カッターシューズ
バレエシューズ
バレエシューズ
オペラシューズ
スリングバックシューズ
バブーシュ
デッキシューズ
スリッポン
エスパドリーユ
足袋シューズ(足袋パンプス)

それではフラットシューズのタイプを画像と共に紹介していきましょう♪

カッターシューズ

パンプスタイプの靴のことで、パンプスの中でもヒールが低くく、かかとの形が平なパンプスのことを指します。フラットシューズは広義の意味で使われますが、このカッターシューズはその次に広義の意味で使われています。カッターシューズ(ぺたんこパンプス)のでも、様々なタイプがありますのでここでもちょっとご紹介します。

スクエアトゥパンプス

つま先の形状が角ばっている靴のことをスクエア(四角)トゥ(つま先)パンプス。つま先が絞られてないので足先を締め付けることなく履けるのが嬉しいシューズ。モードな印象を与えてくれるタイプ。

ポインテッドトゥパンプスとラウンドトゥパンプス

こちらはスクエアトゥとは逆につま先が尖っている靴のことを指します。そして、ラウンドトゥがつま先が丸い形状のものになります。

セパレートパンプス

セパレート(分かれている)パンプス、つまり中間がない、つま先と踵の部分に分かれているパンプスです。ホールド感を保つためにベルトが付いているタイプのものが多いのが特徴。

オープントゥパンプス

つま先の部分が空いているタイプのパンプス。足が出てしまうので夏物でよく使われているデザインですが、隙間からペディキュアを見せたりもでき、サンダルではないカチッと感を保ちながらお洒落が楽しめる1足。

メッシュパンプス

こちらも春夏にもってこいのパンプス。メッシュになっているので蒸れもなく、足元を涼しげに演出してくれます。

バレエシューズ

さて、ぺたんこシューズといえば、バレエシューズという言葉が浮かぶ方も多いのではないでしょうか?カッターシューズ(ヒールが低いパンプス)よりも、バレエシューズの方がよりヒールがなく、ぺたんこなつくりになっていて、甲の部分を覆う面積も少なく、リボンがついているものが多いです。柔らかく折り畳めるタイプならコンパクトに持ち運べるので、旅行などにも便利。

バレエシューズとサブリナシューズの違いは?

オードリー・ヘプバーンが映画「麗しのサブリナ」でバレエシューズを履いていたことから、彼女の役名だった「サブリナ」から「サブリナシューズ」とも呼ばれています。サブリナパンツもありますよね。オードリー・ヘプバーンは映画界やファッション界のアイコンとして知られるので、ぜひ映画もご覧ください。

ローファー

ローファーとは甲の部分に靴紐が備わらないデザインの革靴をいいます。ローファーは英語でLoaferなのですが、その意味には“怠け者”の意味も含まれているので、靴紐を結ばない怠け者ということなんでしょうね。とは言っても革靴なのでカジュアルにカチッと決まる優れもの。

日本では学生が履くイメージが強いかもしれませんが、アイビーリーガーのマストアイテムになったり、ファッションシューズとしてしっかりとした地位を持っていますので、トレンドに関係なく履けるフラットシューズのひとつです。さて、そのローファーですが、代表的なのは4つのタイプに分けられます。ここでは代表的な4タイプをご紹介していきましょう。

コインローファー

ローファーと言われて最初にイメージするのが、甲の部分が2枚革(サドル)部分に切り込みが入った、このコインローファーではないでしょうか。諸説あるそうですが、幸運のお守りとして1セントのコインを挟むのが流行し、切り込み部分に1セントを入れてところから来ていると言われています。1セント=ペニーから「ペーニーローファー」とも呼ばれています。

タッセルローファー

こちらは甲の部分にタッセル(房飾り)の装飾が付いたローファーです。日本では学生が履くイメージが強いかもしれないとお伝えしたように、ローファー自体に少しカジュアルな印象があるかもしれませんが、アメリカではこのタッセルローファーは弁護士の靴としても知られおり、ローファーの種類の中で最もドレッシーな革靴とさて、ビジネスマンにも愛用されています。

ビットローファー

ビットローファーは、甲の部分にホースビット(馬具)の形を模した金具が付いたモノをさします。実はこれを最初に発表したのがあのGUCCI。バッグに使用されていた金具をローファーのデザインに取り入れたそうです。革靴に金属が使われているのでエレガントな印象を与えてくれます。

ヴァンプローファー

そして最後は何も装飾がないヴァンプローファーは、サドルや装飾が付いていないシンプルなデザインのローファーです。ヨーロッパではヴェネチアンと呼ばれていたり、縫いが施されたものはコブラヴァンプなどとも呼ばれています。

オペラシューズ

オペラシューズはその名の通り、オペラ鑑賞のために作られた実は紳士向けの靴が始まりです。当時はオペラ鑑賞やパーティーなどフォーマルシューズとして離れていましたが、フラットながらもエレガントで履きやすことから、今では女性のシューズとしても認知されています。素材はエナメルやサテンなどの光沢素材やきらびやかなデザインの物など、フラットシューズの中でも上品な装いに合うものが多いです。

スリングバックシューズ

スリングバックシューズは、かかとの部分をスリング(吊り紐)ストラップや革紐などを回して固定するタイプのシューズを指します。スリングでサイズを調整して固定するのでズレにくいのが特徴。DiorやCHANELがブームの火付け役だと言われており、程よく足が出るので女性らしさを演出してくれます。

バブーシュ

バブーシュはペルシャ語で「足を覆うもの」の意味で、モロッコで生まれた革製スリッパです。モロッコでは山羊や牛やラクダの革から作られるものがほとんどです。スリッポンのような形をしていますが、大きな特徴はかかとの部分を潰してスリッパのように履けることです。シンプルなものから装飾が施されたモノまで。スリッパやスリッポン代わりに。室内外に使えるデザインなのがおすすめです。

デッキシューズ

デッキシューズのデッキは、船のデッキ(甲板)を指していますので、元々は船乗りの為のシューズ。水に濡れる甲板から船乗りの命を守るため、滑らないようにゴム底になっていたり、革素材のものは水を弾くようにオイルドレザーが使われ、水に濡れる、滑るを防ぐ様々な工夫がされています。キャンバス素材のものは夏のスタイリングにまさにぴったりのフラットシューズです。

スリッポン

スリッポンはローファーと同様に靴紐がないタイプのシューズです。スリッポンとローファーの違いは、素材。スリッポンはキャンバスなどカジュアルな素材が使われることが多く、ローファーは革で作られている。スニーカーの紐がないのがスリッポンで、革靴の紐がないのがローファー、そんなイメージです(厳密にはローファー以外にもありますが)。カジュアルに履きたい時はスニーカー感覚で履けるスリッポンがおすすめ。

エスパドリーユ

最近では別の素材も使われていますがエスパドリーユの最大の特徴は靴底に麻が使われていること。地中海地方で誕生したといわれており、本来のエスパドリーユはアッパーがキャンバス地が使われています。その素材から水を吸ってしまうので、雨の日に履けないデメリットもありますが、まさに夏用のフラットシューズならエスパドリーユ。シャネルがエスパドリーユを発表したことで、ファッションシューズとして火がつきました。夏はサンダルになりがちですが、エスパドリーユなら上品に仕上がるのでサンダルに抵抗がある方はエスパドリーユはいかがですか?

足袋シューズ(足袋パンプス)

最後はちょっと変わったフラットシューズ。足袋シューズはその名の通り足袋のような形をしたフラットシューズタイプになります。実はこの足袋シューズはフランスのブランド、メゾン マルジェラが日本の足袋にインスピレーションを得てコレクションで発表したのがきっかけだそう。地下足袋を製造しているブランドから本格的でオシャレな足袋シューズが出ていたり、バリエーションも豊富にあります。足袋のようにフィット感があり履き心地も◎

フラットシューズのタイプはわかりましたか?

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