【2021年版】スニーカーの正しいサイズの選び方

パンプスやヒールに比べてスニーカーって履きやすい。紐を締めればちょっと緩めでもいいやなんて、スニーカーのサイズ選びを適当にしていませんか?足は「第2のの心臓」とも言われる重要な身体のパーツ。なぜかと言うと、足裏は身体の中でも心臓から一番遠いところにあるので、いったん足の末端まで流れていった血液は、重力に逆らって心臓までのぼっていかなければなりません。

つまり、わかりやすくいうと、足の裏をポンプに血液を上に上げる必要があるんだろうです。その第二の心臓がうまく機能しないと身体に悪影響を与えてしまう、と言う理由なのだそう。寝ているとき以外、常にわたしたちの体を支えてくれる足は重要な土台。スニーカーだからって適当にせず、自分に合ったサイズ選びを心がけてください。

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サイズの合わない靴は足のニオイにも関係する

いつは足には汗腺が多く、1日でコップ一杯ほどの汗をかくと言われています。運動したり、暑かったり…体から汗が出るようなときは、もちろん足も発汗しています。湿っている状態が長く続くので、実は雑菌がたまりやすいのが靴や靴下で、それはニオイの元になります。で、あまり知られていないのが「サイズの合わない靴による発汗」大きい靴を履いたときに無意識に動かないように足を動かしていたり、グーのように固定していたり。これはサイズの小さい靴も同様です。サイズの合わない靴を履くことで無意識に足が緊張してしまい、足はストレスを感じで発汗します。足もカラダ、同じですね。このことで普段よりも足が汗をかいてしまって結果ニオイの元になるケースもあるのです。

汗の量
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サイズの合わない靴は体の歪みも引き起こす!

体の歪み
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間違ったサイズの靴は外反母趾など足のトラブルも引き起こしたり、血液を循環させる意外にも足は体のバランスを整える重要な役割を担っています。体のバランスが崩れてしまうということは、凝りや歪みなど、身体に不調を引き起こすことも。しっかりと自分の足にあった靴を選びましょう。

それではいってみましょう。

目次
日本のシューズの基本サイズ(JIS規格)は足長と足囲を元にしている
インソールが合っているかしっかりチェック
スニーカーの正しい履き方
捨て寸とは
自分に合わせてカスタマイズ
海外のシューズはどうなってるの?

日本のシューズの基本サイズ(JIS規格)は足長と足囲を元にしている

日本の靴のサイズはJIS規格で定められています。なので、足の大きさ(長さ)ではなく、足囲(幅)も大事。測りかたは親指根本の骨のでっぱりがあるところから、小指の根元の骨の出っ張りまで。足に体重がかかっている立っている状態で測る事が正しいサイズを測るコツです。EやEEEなどのサイズ聞いたことありませんか?足の幅(足囲)はアルファベットのA~Gまでを使って表記されます。

インソールが合っているかしっかりチェック

すぐに履いてフィット感だけで良し悪しを判断せず、まずはインソールがしっかり合っているかチェックしてください。チェックの仕方は「インソールを外して、インソールの上に足を置いて合わせること。その時点、幅やつま先の余りが多すぎる場合は合っていません。土踏まずの場所などもブランドによって異なりますし、同じブランドでもスニーカーの種類が違えば違うことがあります。

スニーカーの正しい履き方

まず靴ひもを通して、足を入れる
・シューズに足を入れてトントントンと3回、カカトを合わせる
・靴ひもを締める
・つま先の捨て寸がどのくらいあるか確認

捨て寸とは

足のサイズを選択しても、つま先に余裕がありますよね?これが「捨て寸」と言われています。歩く時に足が数ミリ程度前後に動いたり、靴下やむくみなどで変化する足のサイズに対して「余裕」を持たせる設計になっているます。捨て寸がないと長時間履いたことによる浮腫で足が圧迫されてしまったり、足の変形にも繋がってしまいます。その捨て寸は一般的に1cm程度が良いとされています。この捨て寸の余裕がありすぎても、足が泳いでしまい、疲れや汗(ニオイ)の原因になります。

合わない時はカスタマイズ

自分に合ったスニーカーがみつかれば良いですが、足の長さや足の幅、左右の足のサイズも微妙に違うし、足と言っても十人十色。市販のスニーカーや靴でサイズが合わない場合ももちろんありますよね?そんなときは自分の足に合わせてカスタマイズしましょう!

インソールでカスタマイズ

スニーカーのサイズ合わせでもお伝えしたように、まず大事なのはインソール。つまり、インソールを自分に合わせて変えてしまえばそれだけで、随分と自分にあったスニーカーに早変わり。一口に「インソール」と言ってもその種類は様々。サイズを調整するだけではなく、スポーツ用に適した衝撃をやわらげるもの、消臭機能がついているもの、他には扁平足や外反母趾といった足自体の悩みを解決するインソールなど、用途は多岐に渡っています。

サイスが合っていても、立ち仕事が多い、長距離歩く、ジムで使うなどなど、目的に合わせて自分の足をサポートするインソールを選ぶことをお勧めします。

靴紐でカスタマイズ

スニーカーにとって大事なシューレース、これも様々なものが販売されています。靴紐の長さはいくつかありますので、まずは長さを確認しましょう。穴の数などによっても違ってくるので、できれば最初に購入したスニーカーの紐の長さを目安にしてください。

靴紐のタイプは3種類。

アスリート向けなど特殊なものを除いて、靴紐は丸紐・平紐・丸平紐の3タイプに分かれています。それぞれに締め付けやほどけやすさも違いますので、簡単に説明していきます。

平紐タイプ
一般的なのはこの手のタイプではないでしょうか。ほどけにくく、緩みも少なく、しっかりと押さえてくれるのが特徴です。
丸紐タイプ
細いので、履いているうちにほどよく緩んでくれます。なので、ウォーキング用のスニーカーなどに用いるといいでしょう。ただ、平紐にくらべてほどけやすさというデメリットもあるので、ほどけにくいものが欲しいのであれば、競技シューズ向けの商品選ぶことをおすすめします。
丸平紐
名前の通り、丸紐と平紐の中間で両方のいいところをとっていますが、細めの丸平紐を選ぶとほどけやすく、太めのものを選択するとほどけにくなります。

シューレースの色で遊ぶのも◎

靴紐の長さやタイプが決まれば、カラバリは豊富にあります。定番シューズに好きな色の靴紐を選んだり、服や季節に合わせてシューレースを変えるだけでまったく違う印象を与えてくれるので、シューレースのカスタマイズは、足に合わせる以外の部分でもおすすめです♪

海外のシューズのサイズはどうなっているの?

海外の靴を買うとき「41」や「7.5」の数字を見かけますよね。国によってサイズの表記方法が異なります。代表的なヨーロッパ、アメリカ、イギリス。ご存知かもしれませんが、この3サイズは日本とは違ってセンチメートル(cm)の表記ではないので、今回はこの3サイズの表記についてご説明します。

ヨーロッパサイズ

日本はcm表記、その刻み方5mm毎がほとんどですよね。このヨーロッパサイズはひと区切りが約3.3mm毎(または6.6mm)にサイズが変わっていきます。例えば、36と37の差は約6.6mmという具合で、ハーフなら3.3mm。そこで問題なのが、日本のサイズ基準で「約●センチ」を「●cm」と表記をされてしまうと、5mmと3.3mmの差で、1.6mmの誤差が生じてしまうと言うことなのです。

サイズが小さい分には問題がないのですが、サイズが大きくなるにつれてその誤差が大きくなります。これはどの海外製品にも言えることなのですが「それぞれの企画で自分のサイズを知っておくこと」が重要になります。

アメリカサイズ

アメリカはインチです。1インチは2.54センチメートル。これも、ややトリッキーで、メンズの8インチ x 2.54センチメートル = 20.32cmとなるはずなんですが、センチにそのまま掛け算で換算するという訳ではなく、8インチは26.0cmです。計測の問題なのですが、これももう理屈ではなく、自分に合うサイズを覚えてしまうのがおすすめ…

イタリアサイズ

ご安心(?)ください、イタリアブランドの靴はほとんどがヨーロッパサイズの表記を採用しております。ヨーロッパサイズを参考にしてみてくださいね!

いかがでしたか?

スニーカーも日本のブランドなのか海外ブランドかによってサイズはまちまち。毎日履く靴だからこそ、自分にあったサイズやカスタマイズで快適に過ごしたいですよね。スニーカーといえば、毎日スペシャルセールのGLADDがおすすめ。