波佐見焼

昔から多くの食卓で親しまれている「波佐見焼（はさみやき）」。 飾らない“くらしの器”としてお楽しみください。 手にしっくりと馴染む、ぬくもり感ある日本のやきもの。なかでも今回ご紹介するのは、400年以上もの歴史を誇る長崎県の「波佐見焼」。長崎県の中央北部に位置する波佐見町で作られている陶磁器で、昔から庶民の日常使いの器として親しまれています。 器で季節感を演出したり、料理や用途に合わせた食器に盛り付けたり、日本人特有の感性で食卓を彩ることができる和食器は、手にした時の感触を第一に考え作られています。ごはん茶碗も汁椀も手に持って食べるのが日本独自の文化。そんな和食のあり方に由来し、手のひらの中に器が収まる時の感覚、つまりは「たなごころ」を何よりも大切にしています。