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深夜にサクッと楽しめる、おもしろ児童書

寝る前にベッドの中で、こっそりアマゾンショッピングをするのが私の一日の締めくくり。おすすめ商品の欄にポッと出てきたこの本のタイトルに謎の好奇心が芽生え、月曜の深夜にポチッとしてしまいました。監修は、哺乳動物学者であり「ねこの博物館」館長を務める今泉忠明さん。昨年発売された児童書ですが、大人からの反響も大きく、新たに発売された続編を含めると累計発行部数75万部を超えるという大ヒット作です。

約40億年前に最初の生命が誕生してから現在まで地球上に登場した生き物は、環境の変化などが原因で99.9%が絶滅してしまったんだとか。そんな自然界の厳しい掟の中で「生き残れるかどうかは、もはや運しだい」と今泉さんは述べています。そして、まさに今運よく生き残っている122種類の動物たちの、ちょっと「ざんねん」な感じがする体の特徴や生き方がユルいイラスト付きでキャッチーにまとめられているのがこの本。

いくつか印象に残ったエピソードをあげると、「アライグマは食べ物を洗わない」「ダツは光が好きすぎて、夜になると船に飛びこむ」「コアラはユーカリにふくまれる猛毒のせいで一日中寝ている」など。児童書だからサクッと読めるし、それぞれのエピソードがクスッと笑えるし、何より大人が読んでも「へぇ〜」と思う内容なのが面白い。なんでやー! と思わずツッコミたくなることだらけなのですが、それでも彼らは彼らなりに健気に生きているんだなと思うと無性に愛おしいし、感動すら覚えます。はっきり言ってただの雑学にしかならないのですが、たまにはこういう自分が全く知らない世界をのぞいてみるのも良いことだなと思いました。

提供元: SPUR.JP

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