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きれいなお兄さんは好きですか(再) #深夜のこっそり話 #1060

このコラム第1回目で書いた記事、「きれいなお兄さんは好きですか」。いつまでこのネタこするんだ、と言われそうですが、まだまだ書きます。メンズビューティーの布教はライフワークなので。

引き続き加熱するメンズビューティー。先月号のでも特集が組まれており、その話題性のほどを感じさせます。本誌の撮り下ろしエディトリアルは、みんな大好き吉沢亮くん。こんなに嫌味なくメイク企画に馴染む俳優って、今この人を置いて他にいないのでは?とすら思える見目麗しいお姿は必見です。

さて、同企画内で私はメンズコスメ総評と、スリーから派生した話題の新メンズコスメブランド、ファイブイズムを手がけるリエさんのインタビューを担当させて頂きました。取材では新ブランドの構想やプロダクトについての話、そしてジェンダーの話まで伺ったのですが、その中でも印象的だったのが「インクルーシブ」というキーワード。辞書で引くと「包含的(ほうがんてき)」という聞き馴染みのない翻訳が出てくるのですが、つまりは多様性を受け入れようといった意味合いです。最近ファッションの世界でもよく耳にするようになったこの単語。同じような文脈でよく用いられる単語に「ダイバーシティ」がありますが、あくまで個人レベルでの多様性の主張という向きが強い「ダイバーシティ」に対し、「インクルーシブ」という言葉にはより社会全体のあり方としての多様性というニュアンスが含まれています。

そのことを反映してか、ファイブイズムのキャンペーンビジュアルでは実に様々な人物像が入り乱れています。タトゥーを入れた、いかにも男性的なモデル。ドレッドロックスに合わせて、躍動感のあるカラーメイクを取り入れたモデル。デヴィッド・ボウイのそっくりさん。そしてスモーキーアイを合わせたアジア人。ローンチして間もないこのブランド、すでに反響は上々で、一見メイクに関心が無さそうな人がフラッと訪れてコスメを購入していくとのこと。手前味噌ながら、先日インスタグラムに投稿した赤いアイシャドウのメイク写真のリアクションも凄まじく、それを見て同じ商品を買おうと丸の内に走った、なんて嬉しいメッセージも届きました。メンズビューティーが一過性のトレンドで終わるのか、はたまたこれからの男性のあり方のスタンダードになるのか。今まさに転換期を迎えたこのトピックから、まだまだ目が離せそうにありません。

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日本未上陸、マーク・ジェイコブスのコスメもトライ。ビビッドな発色が特徴のアイライナーは、クレヨンのようなスムースな描き心地が素晴らしい。上下にぼかしてグラムロックなルックに。

今まで苦手意識があったチークも最近ようやく克服。光と陰の二元論だけで構成されていた私のデイリーメイクに、血色という新たな武器が加わりました。

最近目覚ましい進化を遂げているクッションファンデ。こちらは日本未上陸のアイオペのメンズプロダクト。なんかツヤツヤして、Kポップっぽく仕上がります。褒めてます。

提供元: SPUR.JP

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