イギリスの人気メンズ靴ブランド総まとめ

イギリスの人気メンズ靴ブランド

前回ご紹介したイタリアの人気メンズシューズ。イタリアの靴とよく比較されるのが今回ご紹介するイギリスの靴。よく比較されますが、両国の靴は正反対といってもいいほど特徴が違います。今回は硬派?な「イギリスの人気メンズ靴ブランド総まとめ」をご紹介します。

イギリス靴の特徴は?

イギリスの靴は「グッドイヤーウェルテッド製法」という製法で作られています。一方で比較されるイタリア靴はおもに「マッケイ製法」という製法で作られています。

他にもイギリスの靴は多くがダブルソールを用いているのに対し、イタリアはシングルソールを採用しています。イタリアの靴ブランドでも述べましたが、イギリスの靴との差はズバリ、「ワイルドとセクシーの差」です。

わかりやすいのはコバと呼ばれる靴幅にあたる部分が張っているのがイギリスの靴。反対にコバの張りがなく、細身のフォルムを描くのがイタリア靴の大きな特徴といっていいでしょう。イギリスの靴は質実剛健という言葉がしっくりくるシンプルで飾らない美学を持っているのが特徴です。

人気イギリス靴ブランド
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イギリスの人気メンズ靴ブランド15選

靴に左足用、右足用が出来たのはイギリスからなんだそうです。ここでも登場しますがチャーチが左右の靴や、ハーフサイズを作ったのが始まり。

木型の多さでも有名なのがイギリス。まさに質実剛健。そんなイギリスの人気メンズ靴ブランドをご紹介します。

1. ジョンロブ JOHN LOBB
2. ガジアーノ&ガーリング GAZIANO&GIRLING
3. エドワードグリーン EDWARD GREEN
4. チャーチ CHURCH’S
5. クロケット&ジョーンズ CROCKETT&JONES
6. チーニー CHEANEY
7. トリッカーズ TRICKER’S
8. グレンソン GRENSON
9. アルフレッド・サージェント ALFRED SARGENT
10. ローク LOAKE
11. ジョージ・コックス GEORGE COX
12. クラークス CLARKS
13. ジョージクレバリー GEORGE CLEVERLEY
14. ヘンリー・マックスウェル HENRY MAXWELL
15. フォスター&サン FOSTER&SON

ジョンロブ JOHN LOBB

オーストラリアの鉱夫用のブーツ作りに成功した後、1866年にロンドンに1号店をオープン。パリでは1902年から紳士用の高級ブーツ及び靴を作り続けています。ビスポークブーツメーカーとして始まったジョンロブは1862年には万国博覧会で金賞を受賞。

翌年には英国皇太子の公認靴職人に任命されるなど、政財界のエリートも多く顧客に抱えるようになりました。パリにおいてビスポークによる靴作りを続けていく一方で1902年にはパリに一号店をオープンさせ、1976年にはロンドンのビスポーク専門店John Lobb Ltd.だけを一族の手に残し、エルメスグループの一員になりました。

日本市場などに並ぶジョン・ロブの既成靴は全て「ジョン・ロブ・パリ」のもので、ロンドンのジョン・ロブは「ジョン・ロブ・ロンドン」として創業家によって経営されています。

ビスポークしか取り扱っていなかったジョンロブでしたが、エルメスグループに入り、1982年に初の既製靴コレクションを発表。革小物などのコレクションを充実させ、その名を一気に世界に広めています。

既成品とはいえ、ジョンロブの靴は実に190もの工程が必要であり、創業者ジョンロブのビスポークの精神が反映されています。

JOHN LOBB CITY Ⅱ(シティ Ⅱ)

JOHN LOBB WILLIAM Ⅱ(ウィリアム Ⅱ)

JOHN LOBB LOPEZ(ロペス)

ガジアーノ&ガーリング GAZIANO&GIRLING

2006年にトニー・ガジアーノとディーン・ガーリングによって設立されました。ガジアーノはチーニーやエドワード グリーンで、ガーリングはジョン・ロブ、ジョージ クレバリーなどで研鑽を積み、ビスポークシューズの世界において、両氏は英国が誇る最高の靴職人として名前が知れ渡った存在でした。

その二人が設立したガジアーノ&ガーリングはイギリスの高級シューズの伝統的なデザインは継承しつつ、よりモダンなシューズを特徴に、ビスポークの要素を既製靴に持ち込んだ初めてのブランドです。

彼らは自らのアイデンティティを『クラシック・デザインでありながら、最高級のビスポーク靴とレディ・トゥ・ウェア靴を同時に作り出す稀有さ』と表現しており、比較的若いブランドでありながらも、名職人の2人が生み出す製品はすでに確固たる地位を確立しています。

GAZIANO&GIRLING JAMES II(セントジェームスII)

GAZIANO&GIRLING Antibes(アンティーブ)

エドワードグリーン EDWARD GREEN

1890年、エドワード・グリーンはノーザンプトンの小さな工場で紳士用の手作り靴を作り始めました。シンプルで主張の少ないデザインながらも、最高級を厳選した素材、あえて旧式の機械を使用した手間のかかる吊り込みなど、最高の技術を駆使しています。

エドワード・グリーンもちろん、瞬く間に「英国でも稀代の才気煥発な靴職人」として名声を上げることになりました。

その背景には、彼の美徳を追求する信条や卓越した職人技があり、様々な経営上の危機に苛まれながらも、大手ブランドに吸収されることなく独立したブランドとして現在の地位を築き上げ「でき得る限りの上質を求める」という哲学は今日に至るまで続いています。

英国特有のグッドイヤーウェルト製法の特徴である、洗練、履き心地、頑丈。そして軽快でスタイリッシュ。その最高峰としてエドワード・グリーンは愛好家だけでなく同業の靴職人ですら絶賛すると言われているほどだそうです。

EDWARD GREEN CHELSEA(チェルシー)

EDWARD GREEN BERKLEY(バークレー)

チャーチ CHURCH’S

1873年創業の老舗ブランド。小さな工房を開いたのが始まりですが、正統派の英国靴として不動の地位を確立し、現在ではグッドイヤー・ウェルト製法の紳士靴を造る単体の工場としてはヨーロッパ最大級の規模を誇っています。

チャーチは言わずもがな、セレブに愛用されていますが、なんといってもプレーントゥのシャノンは007シリーズでジェムス・ボンドが着用していたことで有名です。ウェルト・シューズはグッドイヤー・ウェルト製法により、250にもおよぶ工程、実に8週間を要して作られています。

最初こそ重く硬く感じるものの、次第に足になじんで安定感が出てくるチャーチの靴はまさに質実剛健。

CHURCH’S SHANNON(シャノン)

CHURCH’S CONSUL(コンサル)

クロケット&ジョーンズ CROCKETT&JONES

1879年に創業したブランド。現在でも一族によって経営されています。第2次世界大戦中は1万足を越える軍靴を製造した歴史も持っています。最大の特徴は、靴選びを左右するラスト(木型)の種類を世界中で最も多く有するシューズメーカーであること。

元々は高級既製靴製造を主に手がけるOEMメーカーでしたが、その豊富な木型から自分にフィットする靴がみつかると今ではブランドの地位を確立し、世界中から愛されています。1990年には英国における輸出貢献が認められクイーン・アワードも受賞しました。 

1997年には初のショップをオープンさせ、「これまでの伝統的な靴製造の基本は変えずに、新たなる機械によるスピードと精度を向上させる」と、新しい製法や機械の導入にも前向きに対応しています。

「その靴がクラシックであっても、形や素材、色等を微妙に変えてファッションとしても楽しめ、10年以上履いても常に趣味のいい靴といわれ続ける靴を作る」と、靴作りに対する哲学は変えないことを宣言しています。

CROCKETT&JONES AUDLEY(オードリー)

CROCKETT&JONES ALEX(アレックス)

CROCKETT&JONES HIGHBURY(ハイバリー)

チーニー CHEANEY

ジョセフ・チーニーは元々工場長として働いていましたが、1886年に「J.Cheaney, Boot&Shoemakers」を構えました。当時は地元の身近な地域に供給するだけのシューズでしたが、第1次世界大戦中は1週間で約2,500足のブーツやシューズを製造。供給先は英国全土に広がりました。

また、第2次世界大戦後は海外への供給を展開し、シューメーカーとしての確固たる地位を築いていきました。1966年にはクイーンズアワード賞を輸出部門で受賞。

カッティングからファイナルポリッシュまで全ての工程をノーザンプトン州の自社工場で行ない、“PURELY MADE IN ENGLAND”を貫くジョセフ チーニー。

全体の約4割が他社のOEM生産という強みもあり、その技術力の高さと要望に応えことができる柔軟性から日本でも有名セレクトショップでの別注モデルを製造しています。

OEMで養ったトレンド感覚を受けてか、自社ブランドのモデルもスタンダードながらトレンドを取り入れたシューズとして注目を集めています。

CHEANEY ALFRED(アルフレッド)

CHEANEY FENCHURCH(フェンチャーチ)

CHEANEY BROAD II(ブロードII)

トリッカーズ TRICKER’S

1829年ジョセフ・バールトップによって創業された老舗シューメーカー。現在まで、180年以上にもわたり同じ一族が経営してきたという由緒あるブランドです。「トリッカーズ」というブランド名は、ジョセフ・バールトップの息子の妻の旧姓だそう。

頑として昔ながらの製法にこだわる伝統のブランド。ベンチメイド製法といって、1足の靴に対して1人の職人が最初から最後まで作り上げつ製法を採用しています。選びぬかれた素材と1人の職人が責任を持って作り上げるベンチメイド製法。

そのこだわりが王室にも認められ、王室に靴を納めているほどです。ほかにもファッショニスタやセレブの御用達ブランドとして知られています。トリッカーズといえば、カントリーブーツ、ブローグシューズと言われ、ウィングチップは人気が高く、その人気は長きに渡って続いています。

TRICKER’S MALTON(モルトン)

TRICKER’S MONKEY BOOTS(モンキーブーツ)

TRICKER’S HENRY(ヘンリー)

TRICKER’S ROBERT(ロバート)

グレンソン GRENSON

1866年ウィリアム・グリーンによって創業。名前の由来は Green&son(グリーンと息子)を縮めて「GRENSON」。アメリカの映画「華麗なるギャツビー」に衣装提供したことでも知られる名門ブランドで、グッドイヤーウェルト製法を世界で初めて本格的に取り入れたのもグレンソンの工場だと言われています。

機械化による大量生産の時代でも200の工程と8週間もの時間をかけて作ることを変えず、その製法は息子たちにしっかりと受け継がれています。

GRENSON ARCHIE(アーチー)

GRENSON MONTY(モンティ)

アルフレッド・サージェント ALFRED SARGENT

1899年アルフレッド・サージェントによって創業。当時はブラック一辺倒だったシューズの中で、個性的な革靴を製造したアルフレッドサージェントはイギリス国内で上位の成長しました。

240にも及ぶ工程を経て作られる靴は高い品質を保っているが、効果的な機械の導入などにより、他のビスポークブランドに比べると価格が比較的安く手に入ることから、多くの愛好者が多いのも特徴。他メーカーのOEM生産やセレクトショップとのコラボレーションモデルも展開しており、ブランドの実力は他社に認められています。

ALFRED SARGENT ARMFIELD(アームフィールド)

ローク LOAKE

1880年トーマス、ジョン、ウィリアムのローク3兄弟がスタートしたブランド。1910年代から1940年代は第1次世界大戦中はイギリス軍用にブーツを供給し、第1次世界大戦後も海軍・空軍向けのシューズを提供していました。

ロークといえばなんといっても、モッズカルチャーが流行した際、ポール・ウェラーが履いていたことで、モッズ御用達ブランドや、UKロックとも深い結び付きがあるブランドとしてその名をメジャーなものにしています。

LOAKE BRIGHTON(ブライトン)

ジョージ・コックス GEORGE COX

1906年ジョージ・ジェームズ・コックスによって設立されたブランド。グッドイヤーウェルト製法と、ジョージコックス社独自のウェルト製法により靴を生産しており、中でも1949年に発売されたBROTHEL CREEPARS(ブローゼル・クリーパーズ)と呼ばれる厚底の靴のソールにはクレープソール(※)が使われました。

これが世界で初めての「ラバーソール」となり、ジョージ・コックスの名を一躍有名にしました。他にも1960年代にはWINKLEP PICKERS(ウィンクルピッカーズ)と呼ばれるトンガリ靴の成功から、パンク系のバンドなどに愛され、パックファションの靴としてメジャーになりました。

※クレープソールは天然の生ゴムの樹の樹液から作られた弾力のあるソール

クラークス CLARKS

1825年サイラスとジェームスのクラーク兄弟によって設立されました。そのブランドはシープスキンを使ったスリッパの生産が始まりでした。そこからカジュアルシューズやコンフォートシューズの製作に取り組みました。

クラークスのシューズは全てシデの木材から手作業で削り出した木型から作られており、高度な製造技術やテクノロジー、そして最新の材料に支えられ、現代に合った完璧なシューズを生み出しています。いまではドレスからカジュアルまでレザーシューズまで展開しているブランドです。

ブランドのアイコンと言えば、日本でも爆発的に人気となった「Wallabee(ワラビー)」、「Desert Boot(デザートブーツ)」が挙げられます。

GLADDではクラークスのイベントセールを期間限定で開催しています。フォローブランド登録に登録しておくと、セール情報がメールで届きますので、登録しておくと見逃しません。

CLARKS Wallabee(ワラビー)

CLARKS Desert Boot(デザートブーツ)

ジョージクレバリー GEORGE CLEVERLEY

1958年にジョージ・クレバリーがビスポークブランドとして創業。40年以上ビスポークブランドでキャリアを積んだ後にスタートしたジョージクレバリーは、トゥがノミの刃先のように鋭く落ちる「チゼルトゥ」が有名でしたが、70年代半ばに一時ブランドをクローズすることになりました。

それでもブランドは伝説として残り、1993年、ジョン・カネーラとジョージ・グラスゴーによりブランドが再始動し、1994年から既成靴ラインをスタート。英国では珍しく、色気のあるエレガントなフォルムが特徴で、ジョージ・クルーニー、エルトン・ジョン、デビット・ベッカム、などが顧客に名を連ねているそう。

ヘンリー・マックスウェル HENRY MAXWELL

1750年ヘンリー・マックスウェルが創業。250年もの歴史を誇るイギリス最古のビスポークシューズブランドで1823年には英国王ジョージ4世から英国王室御用達認定を受け、その後はロイヤルファミリーをはじめ英国の上流階級の人々だけを顧客とし、のちにドレスシューズのビスポークを手掛けるようになりました。

「イギリスでビスポークと言えばヘンリー・マックスウェル」と言われるほどのヘンリーマックスウェルは、元は乗馬ブーツの製作からスタートしており、そこで培ったノウハウや細かい採寸によって人の足にあった木型を作る技術がビスポークシューズメーカーとして一目置かれるようになりました。

フォスター&サン FOSTER&SON

1840年創業のビスポークシューズメーカー。主にビスポークを作るメーカーで、既成靴の取り扱いは少量かつ、日本国内に正規代理店がないため、日本での知名度は高くないものの、その歴史から世界的には非常に有名で、靴を作るためにロンドンに来る顧客もいるほど。

顧客にはチャールズ・チャップリンやマイケル・ジャクソンなども名を連ねているそうです。日本ではあまり馴染みがありませんが、実はロンドンにあるフォスター&サンでは日本人女性が働いており、現在は工房長を努めているそうです。

イギリスの人気メンズ靴ブランド、いかがでしたか?
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